主に3つの柱で業務を行っています。
現在の部署に異動当初、知的財産管理事務を担当しました。知的財産というと、「特許」や「商標登録」といったキーワード程度しか予備知識がなかった私にとって、専門用語が飛び交う業務はちんぷんかんぷんでした。
この状況を打開せねばと思い、「知的財産管理技能検定3級」に挑戦しました。受検勉強に取り組む中で、必要な知識が身につき、その後の業務遂行に役立てることができました。
なお、法人の支援制度を活用したため、検定料は半額負担してもらうことができました。
前部署の教務課で教職を担当していた私は、教職履修の学生とやりとりをすることが多く、名前を憶えていただける中で仕事をすることができました。それだけでも嬉しいのですが、卒業生が私を訪ねて異動先の現部署まで足を運んでくれたことはとても嬉しかったです。私自身、仕事の面で自信をなくしていた時でもあったため、卒業生からの「Yさんのおかげで今、教員をやれています!」という言葉にどれだけ励まされたかわかりません。私にとって「大学職員になってよかった!」と感じる原点となりました。
現在の所属における嬉しいことのひとつは、ノーベル賞候補といわれている教員をはじめとした、高度な研究の支援ができることです。
相手の立場にたった対応を心がけています。
その上で、平等性を保つ必要がありますので、定められている規則等に則った対応をするよう努めています。
また、どんな仕事でも「この先に学生がいる」と思いながら取り組んでいます。教員対応の時は、この対応をすることで教員の研究が進み、その研究が学生に還元される、と。職員対応では、円滑な業務遂行を行うことで、学生を支援することにつながる、といった心持です。
調整係は、外部資金の契約・報告等を行う部署です。担当者ごとに業務は異なりますが、横断的な内容が多いため、職員同士の意見交換が活発です。協力し合う雰囲気があり、職員のチームワークが光っている部署だと思います。
進路に悩んだとき、「どこにお世話になったか」、「何をしていくことが楽しめるのか」と考え、決めました。
学生時代の経験を通して職員を身近に感じたことも契機のひとつです。学生支援部署でのアルバイトや、大学祭・入学式・卒業式の実行委員を行った経験の中で、大学を陰で支える方の姿を見てきました。どの職員も学生のことを第一に考えて業務を行っており、職員としての姿勢を学ばせてもらいました。
新人にも、責任ある仕事を任せてくれたことです。私は一年目に「教員免許更新講習」の準備を行いました。
どのような仕事も必要な業務なので携わりたいものはいくつもありますが、いつの日かまた学生対応ができる部署につくことができたらいいなと思います。
狭い視野にとどまらず、高等教育全体に目を向けながら業務を遂行していきたいです。
法人の仕事は多岐にわたり、年数を重ねても新しい仕事をするときは新鮮な気持ちになります。
大学・高専を巣立つ卒業生に「ここで学べてよかった」と感じられるよう、職員として共々に取り組んでいけたら嬉しいです。
8:50 | 出勤 メールチェック 本日のTO DO LISTの確認 |
9:30 | 起案(書類作成) 契約書を締結するための起案文書等を作成 |
10:30 | 決裁 係長と事務長(課長)から決裁を受ける。 |
10:45 | 印章押印 契約書や請求書等に印章を押印 |
10:50 | 郵送準備 契約の相手先に郵送 |
11:00 | 知財経理事務 特許出願した経費を支出するための起案作成 |
12:30 | 昼休み 係の職員たちと近くの売店で昼食 |
13:30 | メールチェック 相手先の昼休み時間が異なるので、問合せメールが来てないかチェック 問合せ内容に応じて係内で報告・相談 |
13:45 | 報告書確認 国の研究事業に係る報告書の内容を確認し、学部の会計係に問い合わせたり、 契約相手先に確認を行ったりする。 |
15:00 | 郵便物確認 契約書が送付されているか確認。受領後、起案 |
16:30 | 研究費配当 共同研究や寄附金を教員が使えるように手続きをする。 |
17:50 | 確認 翌日の TO DO LISTを作成 周囲の残っている職員に声かけをし、手伝えることがないか聞いてみる。 |
18:10 | 退勤 ※繁忙期は21時~22時頃退勤 |
(平成25年3月現在)