東京都公立大学法人NEWS LETTER_冊子版
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を新たに展開しました。また、これに伴い、入学定員を100名から115 名と15 名(各コース 5 名)増員いたしました。2 つ目は、2022 年度の運営諮問会議答申「リカレント教育推進に向けた出口の質保証と、修了後も学び続けることができる体制づくり」も踏まえ、本学で生涯学習を実現する制度である「AIIT修了生コミュニティ」において、現在、3コースから集まった修了生の方々が社会的に意義の高い研究活動を進められています。興味のある方は、ぜひ本学の教員にご相談ください。上述のとおり、本学は教育と研究のブラッシュアップを継続することで、今後も修了生の皆さんにとって誇ることのできる大学院として活動を続けてまいります。本学は、当事業において、産業技術界の次世代に対応できるDXリーダー(技術とビジネスとデジタルを融合して価値創造が行えるリーダー)を養成する教育プログラムを提案しました。今後、現在の1専攻 3コースの学びの領域に横断的に 3つの新分野「情報アクセラレーター分野」「デジタル価値共創分野」「DX サステナビリティ分野」を組み込んだ『次世代の産業技術界を牽引する DXリーダーの育成』に取り組みます。4学長からご挨拶産技大の今 次世代の産業技術界を牽引するDXリーダーの AIIT 型養成プログラムが2025 年本格始動東京都立産業技術大学院大学 学長橋本 洋志90 年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、08 年産業技術大学院大学教授、22 年から東京都立産業技術大学院大学学長を務める。専門は電気工学分野。詳細はこちら□東京都立産業技術大学院大学は、本年度、創立 20年、開学 19 年目を迎えました。ニュースレター創刊をうけ、挨拶と併せ本学の近況について 2 点紹介いたします。1つ目は、本学の提案事業「東京都立産業技術大学院大学 次世代の産業技術界を牽引するDXリーダーの AIIT 型養成プログラム(2024〜2033年度)」が、文部科学省の大学・高専機能強化支援事業「高度情報専門人材の確保に向けた機能強化(支援2)」に選定され、今年度より、現在の事業設計コース、情報アーキテクチャコース、創造技術コースの 3コースの学びの領域に、「情報アクセラレーター分野」、「デジタル価値共創分野」、「DX サステナビリティ分野」の 3 分野の学び本学が提案した「次世代の産業技術界を牽引するDXリーダーの AIIT 型養成プログラム」が、文部科学省令和6年度大学・高専機能強化支援事業「高度情報専門人材の確保に向けた機能強化」に選定されました。大学・高専機能強化支援事業は、大学又は高等専門学校の設置者に対し、デジタル・グリーン等の成長分野の学部等の設置等に必要な資金に充てるための助成金を交付することにより、全国各地における当該成長分野の学部等の設置等を促進することを目的とした助成事業です。教育と研究のブラッシュアップを継続

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